江上茂雄展@福岡ケンビでは10月26日に詩の朗読会を行いました。読んでくださった詩人は浦歌無子さんと松本秀文さん(と当日の飛び入りで平地智さん)
展示室の、しかも絵の横で、その絵からインスピレーションを受けてつくられた詩を詩人本人が読む。そんな時間を過去も幾度かつくってきました。「絵に動かされ、絵を動かす」。どなたかが見事な言葉で書いてくださったように(最下部を参照ください)、そんな時間を幾度も経験してきました。
ただし今回は、その動き方がいつもとちょっとだけちがったように感じました。絵のイメージが動き出すのではなく、絵そのものが心に沈んでいくような、そんなかんじ。
美術と言葉、絵と詩はもっと仲良くなれるにちがいない。そのことを実感し、さらなる扉が見えたような気がしています。
江上茂雄さんの絵をじっくりと見て、じっくりと時間をかけてつくり読んでくれた浦さんの5編の詩から「燃える森」「白い夜」の2編を、松本さんの5編の詩から「平凡なさんま」「同時多発」の2編をご紹介します。また、平地さんがほぼ即興でつくり読んでくれた「沈黙する烽火台跡」もあわせて(詩の転載等はご遠慮ください) (たけ)
浦歌無子さん
松本秀文さん
平地智さん
そして最後に、11月12日の西日本新聞に掲載されたうれしい記事を。(乙)さん、ありがとうございました。